比較

Groupanda vs Discord

GroupandaもDiscordも、チャンネル型コミュニティを有料にできます。ただしDiscordの有料サーバーは米国限定で、Groupandaが入金に使うStripe Connectも日本には未対応です。対応国では、メンバーは、グループのオーナーが設定した料金をそのまま支払います。その支払いから、Groupandaがプラットフォーム手数料として6%を受け取ります。Stripeの決済手数料は、グループのオーナーへの入金から差し引かれます。日本で使えるのは、メンバー数に上限のない無料プランです。

Discordの有料サーバーは日本で開設できますか?

仕組み自体はServer Subscriptionsとして用意されていますが、使えるのはDiscordが公開している条件をすべて満たしたサーバーだけです。そして、その中でいちばん短い一文が日本を対象から外しています。

Discordは、はっきりこう書いています。

Server Subscriptions will not be available outside of the United States.
Discord, Creator Revenue FAQ(2025年8月28日更新)
  • 米国の銀行口座と米国の本人確認書類

    サーバーで支払いを受け取る設定を有効にする前に、オーナーはStripeへ米国の銀行口座情報と米国の本人確認書類を提出しなければなりません。日本の銀行口座では条件を満たせません。

  • オーナーが18歳以上であること

    Discordを使える最低年齢が何歳であっても、有料サーバーを所有するアカウントは成人のものである必要があります。

  • アカウントに問題がなく、2要素認証が有効であること

    メールアドレスと電話番号の確認が済んでいること、2要素認証を有効にしていること、過去30日間に安全性に関する違反がないこと、Discordへの未払いがないこと。

  • コミュニティサーバー、多要素認証、NSFWでないこと

    サーバー自体にも3つの条件があります。コミュニティ機能を有効にしていること、モデレーション操作に多要素認証を設定していること、そしてNSFWを主体としたサーバーでないことです。

Groupandaが求めるもの

Groupanda側で必要なのは、Stripe Connectが入金に対応している国のStripeアカウントです。対象は米国、英国、欧州連合、ノルウェー、リヒテンシュタイン、カナダ、スイス。Discordのようにサーバーの種別を先に切り替えておく必要はありません。プランの販売を始める前に、Stripeがそのアカウントを確認します。ただし日本は入金の対象国に入っていません。日本にいるオーナーは、今のところGroupandaでも有料グループを運営できず、その点はDiscordと同じです。

Discordは日本では何歳から使えて、安全なのか

Discordについて最初に聞かれるのがこの2つで、どちらも意見ではなく事実で答えられます。Discordは、最低年齢と、10代のアカウントに適用する保護機能を公開しています。

Groupandaのパンダのマスコットが、手を振りながらスマートフォンを持っています。画面には、Founders Labという名前のワークスペースとチャンネルの一覧が表示されています。
  • 13歳以上、国によっては16歳以上

    Discordは、利用するには13歳以上である必要があり、国によっては16歳以上でなければならない場合があると説明しています。どの国で16歳以上が求められるのか、日本がどちらにあたるのかは、そのヘルプページには書かれていません。

  • 年齢制限のあるサーバーは成人だけ

    年齢制限のあるサーバーやチャンネルは成人のアカウント専用で、10代のアカウントは入れません。

  • グループに未成年がいる場合

    Discordは、13歳から17歳のアカウントを10代の年齢層に分け、保護機能をオンにしています。友達ではない人からのダイレクトメッセージは別の受信箱に届き、サーバーのチャンネルでDiscordのフィルターが検出した画像はぼかして表示されます。これらの保護機能は住んでいる地域によって多少異なる場合があると、Discordは説明しています。

Discordの収益化にかかる手数料と、日本での提供状況

Discord:10%だけではなく、同じ支払いから6%も引かれる

Discordは90対10の分配と説明していますが、この10%はプラットフォーム手数料だけの数字です。DiscordのMonetization Termsでは、この10%は、支払額から、取引にかかる税、決済処理手数料、取引手数料のうち該当するものを差し引いた額で計算されます。Discord自身の料金表には、デスクトップとブラウザでの決済処理手数料6%が別に並んでいて、場合によっては取引手数料も加わります。誤解されやすいのはここで、6%はメンバーの請求額に足されるものではありません。メンバーが払った同じ金額から差し引かれます。つまり、メンバーの負担は変わりません。減るのはサーバーのオーナーの手元に残る分で、見出しの90%を下回ります。Discord自身も同じFAQで、複数の手数料が最終的な金額に影響すると認めています。

サーバーのオーナーへの支払いは、暦月が終わってから45日以内です。ただし残高が下限に届くまでは実行されず、その下限は初回が100.00ドル、2回目以降が25ドルです。

Groupanda:プラットフォーム手数料6%、料金への上乗せはなし

メンバーは、グループのオーナーが設定した料金をそのまま支払います。その支払いから、Groupandaがプラットフォーム手数料として6%を受け取ります。Stripeの決済手数料は、グループのオーナーへの入金から差し引かれます。メンバーが払う金額に上乗せされるものはありません。月額料金も、メンバー1人あたりの課金もありません。

ここに決済手数料の料率を書いていないのには理由があります。Stripeの手数料はカードの種類と通貨で変わるため、ひとつの数字を載せれば誰かにとっては間違いになるからです。そしてもうひとつ、日本にいる方にはこちらのほうが重要です。Stripe Connectは日本への入金に対応していないため、この計算は日本のオーナーには当てはまりません。DiscordのServer Subscriptionsも日本には来ていないので、2026年9月時点では、どちらのサービスでも日本から有料のグループやサーバーは運営できません。日本で使えるのは、メンバー数に上限のない無料プランです。

GroupandaとDiscordの比較表

各行は主張ではなく事実で、Discordのほうが優れている項目もそのまま入れています。出典と日付は表のすぐ下にあります。

比較する項目GroupandaDiscord
有料アクセスが開くとき、閉じるときメンバーがプランを購入すると、そのプランのチャンネルが開きます。アクセスは支払いと同時に有効になります。月額サブスクリプションでは、支払い済みの期間が終わるとアクセスが終了し、1回払いには更新日がありません。メンバーがティアに登録すると、そのティアに紐づいたロールが対象のチャンネルを開きます。
有料プラン同じグループに、無料チャンネルと最大5つのプランを横並びで置けます。各プランは月額のサブスクリプションか、更新日のない1回払いです。1つのサーバーにつき、有料のティアは1つから3つまで。
オーナーの所在国Stripe Connectが入金に対応する国、つまり米国、英国、欧州連合、ノルウェー、リヒテンシュタイン、カナダ、スイス。日本は含まれません。米国のみ。米国の銀行口座情報と本人確認書類をStripeに登録する必要があります。
プラットフォーム手数料支払いごとに6%。サブスクリプションでも1回払いでも同じです。メンバーシップの支払いごとに10%。
決済処理の手数料Stripeの決済手数料は、グループのオーナーへの入金から差し引かれます。カードの種類と通貨で変わるため、ひとつの数字では示せません。デスクトップとブラウザで6%。メンバーの請求額に足されるのではなく、10%と同じ支払いから差し引かれます。ほかに取引手数料が加わる場合があります。
受け取りまでの流れメンバーの支払いは、グループのオーナー本人のStripeアカウントに入ります。その後、Stripeがオーナーの銀行口座へ入金します。暦月の終了から45日以内。初回は残高100.00ドル、以降は25ドルに届いてから。
無料プラン無料。メンバー数の上限なし。無料。1つのサーバーのメンバーは最大2,500万人。
チャンネルとスレッドチャンネルでのリアルタイムチャット。引用して返信でき、メッセージはチャンネル内で検索できます。スレッドはありません。チャンネルとスレッドがあり、履歴は検索できます。この項目はDiscordが上です。
ロールと権限オーナー、管理者、メンバーの3つ。各チャンネルはメンバー全員に開くか、選んだプランの人だけに限るかを決められ、投稿できる人も選べます。Groupandaより細かく決められます。チャンネルごとの権限、独自のロール、権限の個別上書き。この項目はDiscordに分があります。
通話、ビデオ、画面共有ありません。通話、ビデオ、画面共有はなく、メッセージで送れるのはテキスト、写真、ドキュメント、音声メッセージです。ボイスチャンネル、ビデオ、画面共有をすべて標準で備えます。ここはDiscordの強みです。
知らない人に見つけてもらえるかオープンなグループはGroupandaの検索に表示されます。招待制や承認制のグループは表示されません。会話を見られるのはメンバーだけです。メンバーは招待リンクから参加します。招待リンクには有効期限と使用回数の上限を設定できます。サーバー発見機能の試験提供は終了したと、Discordは説明しています。
ボットと外部連携ありません。ボットとアプリの大きなエコシステムがあります。この項目もDiscordが上です。
使えるデバイスWeb、iOS、Android。Web、iOS、Android、Windows、macOS、Linux。デスクトップについてはDiscordが上です。

どちらの列にも日付があります。 Discordの列は、下に挙げた文書をもとにしています。1行ごとに日付が2つあります。Discordがその文書を最後に更新した日と、私たちが読んだ日です。最初の3つは、当時Discordのヘルプセンターが自動での読み取りを拒否していたため、アーカイブされたスナップショットから確認しました。残りは2026年9月28日に、Discord自身のサイトで読みました。Groupandaの列は2026年9月25日時点の内容です。どちらかが変われば、このページの日付も一緒に変わります。

出典

Discordのままでいいのはどんなコミュニティか

Discordのほうが合うコミュニティはたくさんあり、それを認めない比較は読む価値がありません。次のどれかが活動の中心なら、Discordのままがいいはずです。

  • ゲームでも、もくもく会でも、作業通話でも、ボイスチャットと画面共有が活動の中心にある。
  • スレッドが必要。脇道の話はメッセージから枝分かれさせて、チャンネルを埋めないようにしたい。
  • ボットや独自の連携、何年もかけて組み上げた仕組みの上で動いている。
  • コミュニティは無料のままで、アクセスを有料にする予定がない。この場合、手数料の比較そのものが関係ない。

Groupandaが選ばれるのは、グループが非公開で、メンバーシップが有料で、会話と同じワークスペースに請求の仕組みを組み込みたいときです。日本にいる場合に当てはまるのは最初の1つだけで、無料プランのまま、非公開で整理されたグループを運営する形になります。

Slackも候補に入っているなら、Slackのユーザー単位の料金も同じ形で項目ごとに比較しています。ほかのツールも並べて比べたいときは、Discordの代替アプリのリストをご覧ください。2つのチャットツールどうしを直接比べるなら、SlackとDiscordの比較をご覧ください。

Groupandaの料金はいくらですか?

Groupandaは無料で使えて、メンバー数の上限もありません。日本で使えるのはこの無料プランです。有料グループでは、メンバーは、グループのオーナーが設定した料金をそのまま支払います。その支払いから、Groupandaがプラットフォーム手数料として6%を受け取ります。Stripeの決済手数料は、グループのオーナーへの入金から差し引かれます。メンバーが払う金額に上乗せされるものはありません。月額料金も、メンバー1人あたりの課金もありません。ただし有料グループはStripe Connectが入金に対応する国が前提で、日本はそこに含まれていません。

乗り換える前によく聞かれること

Discordのサーバーへのアクセスを、日本から有料にできますか?

できません。Server Subscriptionsを使うには、オーナーがStripeへ米国の銀行口座情報と米国の本人確認書類を提出する必要があります。Discordは「Server Subscriptions will not be available outside of the United States」と明記しています。2025年8月28日更新のこの文書は、2026年9月17日に確認しました。

DiscordのServer Subscriptionsでは、手数料がいくら引かれますか?

プラットフォーム手数料が10%です。さらにDiscord自身の料金表では、デスクトップとブラウザでの決済処理手数料6%が同じ支払いから差し引かれ、場合によっては取引手数料も加わります。90対10という数字はプラットフォーム手数料だけを指すので、サーバーのオーナーの手元に残るのは90%を下回ります。メンバーの請求額に足されるものではありません。

Groupandaの料金はいくらで、日本で有料グループを運営できますか?

Groupandaは無料で、メンバー数の上限もありません。日本で使えるのはこの無料プランです。有料グループはStripe Connectが入金に対応する国が前提で、日本は対象外のため、今のところ日本のオーナーは有効にできません。対応する国では、メンバーは、グループのオーナーが設定した料金をそのまま支払います。その支払いから、Groupandaがプラットフォーム手数料として6%を受け取ります。Stripeの決済手数料は、グループのオーナーへの入金から差し引かれます。メンバーが払う金額に上乗せされるものはありません。

Discordは日本では何歳から使えますか?子供が使っても安全ですか?

Discordは、利用するには13歳以上である必要があり、国によっては16歳以上でなければならない場合があると説明しています。どの国で16歳以上が求められるのか、日本がどちらにあたるのかは、そのヘルプページには書かれていません。13歳から17歳のアカウントには10代向けの保護機能が適用され、年齢制限のあるサーバーには成人のアカウントしか入れません。

DiscordのコミュニティをGroupandaへ移せますか?

移せます。ワークスペースを作り、実際に使っているチャンネルだけを作り直して、メンバーにはグループの招待リンクを送ります。有料アクセスは、Stripe Connectが入金に対応する国であれば、準備ができた時点で有効にできます。インポート機能はないため、数週間ほど両方を並行して動かし、会話が落ち着くのを待つと安心です。

それでもDiscordのほうがいいのは、どんなときですか?

通話、ビデオ、画面共有が活動の中心にあるとき、またはスレッドが必要なときです。ボットや外部連携に頼っているときも同じです。いずれも上の比較表にある項目で、そこはDiscordのほうが優れています。

最終更新日:

まずは無料プランから。メンバー数の上限はありません

ワークスペースを作り、話題ごとにチャンネルを分けて、メンバーを招待しましょう。インストールは不要で、始めるのにカード情報もいりません。