比較

Telegram(テレグラム)の有料グループか、Groupandaか。プライベートコミュニティを運営する人のための比較

Telegramでは何に料金をかけられるのか、お金はどうやってオーナーに届くのか、Telegramのほうが向いているのはどんな場面かを整理します。

Telegramの有料グループは、LaunchPassやInviteMemberのような外部ツールを通して販売でき、Telegram自身の有料招待リンクが説明されているのはチャンネルだけです。Groupandaは有料プランを非公開のグループそのものに組み込み、メンバーはStripeで支払います。利用者の多さ、一斉配信のチャンネル、通話ではTelegramが勝り、どちらも無料で使えます。

Telegramの有料チャンネルはどんな仕組みですか?

Telegramには、アクセスに料金をかける独自の仕組みがあり、それはチャンネル向けに作られています。チャンネルの管理者は、Telegram Starsでの月額の支払いを条件とする招待リンクを作れます。

  • 有料の招待リンク

    チャンネルの設定で、管理者が新しい招待リンクを作り、月額料金をオンにします。そのリンクから支払った人が、チャンネルに参加します。

  • 期間は1か月だけ

    Telegramの開発者向けドキュメントによると、今のところ選べる期間は1か月だけです。料金は毎月自動で更新され、メンバーのStarsの残高から支払われます。

  • メンバーはStarsで支払う

    メンバーは、先にStarsを購入します。Telegramの規約が挙げている購入方法は、iOSとAndroidのアプリ内課金、@PremiumBot、Web版とデスクトップ版のアプリです。決済事業者が独自の手数料を加える場合があることも、規約に書かれています。

  • チャンネルは一斉配信のためのもの

    Telegramはチャンネルを、大勢に向けて配信するためのツールと説明していて、投稿できるのは管理者だけです。チャンネルには語り合うグループを追加でき、追加すると登録者は投稿にコメントできます。コメントは投稿の下に表示され、そのグループにも届きます。

Telegramに有料グループはありますか?

あります。ただし、チャンネルとは方法が異なります。私たちが読んだTelegramのページは、チャンネル向けの有料招待リンクを説明していますが、グループ向けのものを説明しているページはありませんでした。

その代わりにTelegramがグループに用意しているもの

グループのオーナーは、メンバーが送るメッセージ1件ごとにStarsを課金でき、管理者はその対象から外せます。Telegramによると、オーナーはそのStarsの85%を受け取ります。これはメッセージごとの料金で、参加するための料金ではありません。

外部ツールでできること

LaunchPassは、Telegramのグループとチャンネルへのアクセスに課金できると説明しています。支払い方法として挙げているのは、Stripe、カード、Apple Pay、Google Pay、暗号資産です。InviteMemberは、ホスト型のメンバーシップページとメンバーシップ用のボットを提供し、Telegramのチャンネルとグループへのアクセスを販売します。どちらもTelegramとは別のサービスで、料金もそれぞれ別です。

LaunchPassによると、オーナーの手元に残るのは、LaunchPassとStripeの手数料を引いた額です。InviteMemberのプランは、月間の売上によって分かれています。月払いでの料金は、売上が月500ドルまでのプランの月19ドルから、売上に上限のないプランの月1,499ドルまでです。

有料チャンネルのお金は、どうやってオーナーに届きますか?

Telegram:Starsはチャンネルの残高へ、報酬の受け取りはFragment経由

有料リンクで支払われたStarsは、チャンネルの残高に入ります。チャンネルのオーナー向けの規約は、この残高を、受け取れる見込みの報酬を示す目安としています。同じ規約によると、Star残高の報酬は、引き出せるようになるまでに21日を要します。Telegramはこの報酬の処理をFragmentに委託していて、Fragmentがオーナーの指定したTONウォレットに送ります。

Starの価値は、Telegramが独自の裁量で決めます。また規約には、一部の国ではFragmentが報酬を支払えない場合があると書かれています。

Groupanda:プラットフォーム手数料6%、料金への上乗せはなし

メンバーは、グループのオーナーが設定した料金をそのまま支払います。その支払いから、Groupandaがプラットフォーム手数料として6%を受け取ります。Stripeの決済手数料は、グループのオーナーへの入金から差し引かれます。メンバーが払う金額に上乗せされるものはありません。Stripe Connectが入金に対応するのは米国、英国、欧州連合、ノルウェー、リヒテンシュタイン、カナダ、スイスです。日本は含まれません。メンバーの支払いはグループのオーナー本人のStripeアカウントに入り、入金はStripeのスケジュールに従います。

ここに決済手数料の料率を書いていないのには理由があります。Stripeの手数料はカードの種類と通貨で変わるため、ひとつの数字を載せれば誰かにとっては間違いになるからです。

GroupandaとTelegramの比較表

各行は主張ではなく事実で、Telegramのほうが優れている項目もそのまま入れています。出典と日付は表のすぐ下にあります。

比較する項目GroupandaTelegram
有料アクセスの仕組みメンバーがプランを購入すると、そのプランのチャンネルが開きます。アクセスは支払いと同時に有効になります。月額サブスクリプションでは、支払い済みの期間が終わるとアクセスが終了し、1回払いには更新日がありません。チャンネルなら、Telegram Starsでの月額の支払いを条件とする招待リンクを作れます。グループ向けの有料リンクについては、Telegramのページに記載がありません。
有料プラン同じグループに、無料チャンネルと最大5つのプランを横並びで置けます。各プランは月額のサブスクリプションか、更新日のない1回払いです。有料リンクごとに月額の料金。今のところ、選べる期間は1か月だけです。
メンバーの支払い方法ブラウザでのStripe Checkout。iOSとAndroidのアプリからは、ブラウザに案内されます。Telegram Stars。TelegramのiOSアプリとAndroidアプリでのアプリ内課金、@PremiumBot、またはWeb版とデスクトップ版のアプリで購入します。
プラットフォーム手数料支払いごとに6%。サブスクリプションでも1回払いでも同じです。私たちが読んだページには、有料リンクについての割合は書かれていません。Starの価値は、Telegramが独自の裁量で決めます。
決済処理の手数料Stripeの決済手数料は、グループのオーナーへの入金から差し引かれます。カードの種類と通貨で変わるため、ひとつの数字では示せません。Starsはアプリストアなどの決済事業者を通じて購入され、事業者が独自の手数料を加える場合があります。
受け取りまでの流れメンバーの支払いは、グループのオーナー本人のStripeアカウントに入ります。入金はStripeのスケジュールに従います。Starの報酬。Telegramの規約によると、引き出しまでに21日を要します。処理はFragmentが行い、TONウォレットに送られます。
オーナーの所在国Stripe Connectが入金に対応する国、つまり米国、英国、欧州連合、ノルウェー、リヒテンシュタイン、カナダ、スイス。日本は含まれません。一部の国ではFragmentが報酬を支払えない場合があると、Telegramは書いています。規約には、その国名は挙げられていません。
グループの規模無料。メンバー数の上限なし。無料。グループには最大20万人が参加でき、チャンネルの登録者数に上限はありません。
一斉配信新しいグループには最初から「お知らせ」チャンネルがあり、はじめはオーナーだけが投稿できます。チャンネルなら登録者数の上限なしで配信でき、投稿できるのは管理者だけです。この項目はTelegramが上です。
チャンネル、トピック、検索チャンネルでのリアルタイムチャット。引用して返信でき、メッセージはチャンネル内で検索できます。スレッドはありません。グループをトピックに分けられ、トピックごとに履歴が分かれます。1つの検索ボックスで、チャットもメッセージも探せます。この項目はTelegramが上です。
ロールと権限オーナー、管理者、メンバーの3つ。各チャンネルはメンバー全員に開くか、選んだプランの人だけに限るかを決められ、投稿できる人も選べます。管理者の権限を1つずつ設定でき、メンバー全員に共通する既定の権限も決められます。この項目はTelegramが上です。
通話とライブ配信ありません。通話、ビデオ、画面共有はなく、メッセージで送れるのはテキスト、写真、ドキュメント、音声メッセージです。最大200人のグループ通話、どのグループでも使えるボイスチャット、チャンネルでのライブ配信。この項目はTelegramが上です。
ファイル写真(1件のメッセージに10枚まで)、10MBまでのドキュメント、2分までの音声メッセージ。どんな種類のファイルも、1つ2GBまで送れます。Premiumなら4GBまでです。この項目はTelegramが上です。
知らない人に見つけてもらえるかオープンなグループはGroupandaの検索に表示されます。招待制や承認制のグループは表示されません。会話を見られるのはメンバーだけです。公開グループと公開チャンネルには誰でも参加でき、公開チャンネルはTelegramの検索で見つけられます。非公開のチャンネルに入るには、招待リンクか、オーナーによる追加が必要です。
ボットと外部連携ありません。外部の開発者がTelegram Bot APIで作ったボットがあります。この項目はTelegramが上です。
使えるデバイスWeb、iOS、Android。iOS、Android、macOSのアプリに加え、Windows、macOS、Linux向けのデスクトップアプリとTelegram Webがあります。デスクトップについてはTelegramが上です。

どちらの列にも日付があります。 Telegramの列は、下に挙げたページをもとにしています。1行ごとに日付が2つあります。1つはページ自身の日付(ページ上かメタデータにあるもの)か、日付がないという注記で、もう1つは私たちが読んだ日です。ページを読んだのは2026年9月28日と29日です。TelegramのFAQ、Channels FAQ、「Group Chats on Telegram」、「Telegram Channels」の4ページは、2026年9月30日にもう一度読みました。Telegramのページは、すべて英語版を読みました。Groupandaの列は2026年9月29日時点の内容です。どちらかが変われば、このページの日付も一緒に変わります。

出典

  • Telegram, FAQグループの人数、公開グループ、通話とボイスチャット、トピック、検索、管理者、ファイル、アプリ、ボット。ページにもメタデータにも、公開日も更新日もありません。2026年9月28日と30日に読みました。
  • Telegram, Channels FAQ一斉配信のためのチャンネル、検索に表示される公開チャンネル、非公開のチャンネル、語り合うグループ。ページにもメタデータにも、公開日も更新日もありません。2026年9月28日と30日に読みました。
  • Telegram, Group Chats on Telegram1つのグループに最大20万人。ページのメタデータでは2018年1月29日に公開されています。2026年9月28日と30日に読みました。
  • Telegram, Telegram Channels登録者数に上限がなく、投稿できるのは管理者だけであること。ページのメタデータでは2018年1月29日に公開されています。2026年9月28日と30日に読みました。
  • Telegram, Super Channels, Star Reactions and SubscriptionsTelegram Starsで毎月支払うチャンネルの有料招待リンクと、その作り方。2024年8月14日に公開されています。2026年9月28日に読みました。
  • Telegram, Star Messages, Gateway 2.0 and MoreグループでメッセージにStarsを課金する機能。2025年3月7日に公開されています。2026年9月28日に読みました。
  • Telegram, Press Info2025年に月間アクティブユーザーが10億人を超えたこと。ページ自身の日付はありません。2026年9月29日に読みました。
  • Telegram, Star subscriptions有料招待リンク、選べる期間が1か月だけであること、自動更新、チャンネルの残高に入るStars。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Telegram, Telegram StarsFragmentからTONウォレットへの引き出し。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Telegram, Terms of Service for Telegram StarsStarsの購入方法、決済事業者の手数料、メッセージの課金に対する85%。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Telegram, Terms of Service for Content Creator Rewards残高、21日、Starの価値、Fragment。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • LaunchPass, TelegramTelegramのグループとチャンネルへの有料アクセス、支払い方法、手数料。ページのメタデータでは2025年4月24日に更新されています。2026年9月28日に読みました。
  • InviteMember, home pageメンバーシップページとボット、Telegramのチャンネルとグループへのアクセス。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • InviteMember, Pricing月間の売上で分かれるプランで、月払いなら月19ドルから1,499ドル。ページ自身の日付はありません。2026年9月29日に読みました。

Telegramのままでいいのはどんなコミュニティか

Telegramのほうが合うグループはたくさんあり、それを認めない比較は読む価値がありません。次のどれかに当てはまるなら、Telegramのままがいいはずです。

  • メンバーがすでにTelegramにいる。Telegramは2025年に月間アクティブユーザーが10億人を超えたとしていて、公開チャンネルはTelegramの検索で見つけられる。
  • 主に大勢へ向けて配信していて、それにはグループより、登録者数に上限のないチャンネルのほうが合っている。
  • ボイスチャット、グループ通話、ライブ配信で集まっている。
  • トピック、大きなファイル、ボット、デスクトップアプリが欠かせない。
  • Starsで支払う月額の有料チャンネルで十分で、メンバーもすでにStarsを買っている。

Groupandaが選ばれるのは、グループが非公開で、メンバーが会話そのものへのアクセスに支払い、請求の仕組みを同じワークスペースに組み込みたいときです。

Discordの有料サーバーは、別のページでGroupandaと項目ごとに比較しています。Telegramも含めて、ほかのツールも並べて比べたいときは、Discordの代替アプリとFacebookグループの代わりになるサービス、それぞれのリストをご覧ください。

Groupandaの料金はいくらですか?

Groupandaは無料で使えて、メンバー数の上限も、メンバー1人あたりの課金もありません。有料グループでは、メンバーは、グループのオーナーが設定した料金をそのまま支払います。その支払いから、Groupandaがプラットフォーム手数料として6%を受け取ります。Stripeの決済手数料は、グループのオーナーへの入金から差し引かれます。メンバーが払う金額に上乗せされるものはありません。月額料金もありません。Stripe Connectが入金に対応するのは米国、英国、欧州連合、ノルウェー、リヒテンシュタイン、カナダ、スイスです。日本は含まれません。

Telegramの有料グループについてよく聞かれること

Telegramに有料グループはありますか?

あります。外部ツールのLaunchPassとInviteMemberは、どちらもTelegramのグループとチャンネルへのアクセスを販売できると説明しています。Telegram自身の有料招待リンクは、Telegram Starsでの月額料金つきで、チャンネル向けに説明されています。2026年9月28日に読んだTelegramのページには、グループ向けのものは書かれていませんでした。

Telegramの有料チャンネルはどんな仕組みですか?

チャンネルの管理者が、Telegram Starsでの月額の支払いを条件とする招待リンクを作ります。メンバーはStarsの残高から支払い、料金は毎月更新されます。Starsはチャンネルの残高に入ります。Telegramの規約によると、Star残高の報酬は、Fragmentを通じて引き出せるようになるまでに21日を要します。

Groupandaの料金はいくらで、日本で有料グループを運営できますか?

Groupandaは無料で、メンバー数の上限もありません。Telegramも無料です。有料グループでは、メンバーは、グループのオーナーが設定した料金をそのまま支払います。その支払いから、Groupandaがプラットフォーム手数料として6%を受け取ります。Stripeの決済手数料は、グループのオーナーへの入金から差し引かれます。メンバーが払う金額に上乗せされるものはありません。Stripe Connectが入金に対応するのは米国、英国、欧州連合、ノルウェー、リヒテンシュタイン、カナダ、スイスです。日本は含まれません。日本にいるオーナーは、今のところGroupandaで有料グループを運営できません。

TelegramのグループをGroupandaへ移せますか?

移せます。ワークスペースを作り、実際に使っているチャンネルだけを作り直して、メンバーにはグループの招待リンクを送ります。有料アクセスは、Stripe Connectが入金に対応する国であれば、準備ができた時点で有効にできます。インポート機能はないため、数週間ほど両方を並行して動かし、会話が落ち着くのを待つと安心です。

それでもTelegramのほうがいいのは、どんなときですか?

メンバーがすでにTelegramにいるとき、主に大勢へ向けて配信しているとき、または通話やボイスチャットで集まっているときです。トピック、大きなファイル、ボット、デスクトップアプリが必要なときも同じです。このうち配信、通話、トピック、ファイル、ボット、デスクトップアプリは、上の比較表でもTelegramのほうが優れている項目です。

最終更新日:

グループと有料メンバーシップを一か所で

ワークスペースを作り、話題ごとにチャンネルを分けて、メンバーを招待しましょう。インストールは不要で、始めるのにカード情報もいりません。