Telegram(テレグラム)のチャンネルとグループの違いと使い分け
Telegram(テレグラム)のチャンネルとグループの違いを、Telegram自身のページから日付つきでまとめました。投稿できる人、入れる人数、使い分けが分かります。
Telegramのチャンネルは、管理者だけが投稿できる配信の場で、登録者数に上限はありません。Telegramのグループは、メンバーが書き込める会話の場で、最大20万人が参加できます。Telegram自身のページによると、チャンネルには語り合うグループを追加でき、追加すると登録者は投稿にコメントできます。
この記事では、チャンネルとグループの違いを、Telegram自身のページから一つずつ確かめます。最後に、「グループとチャンネルのどちらを作ればいいか」という疑問に、はっきり答えます。ここで引用したTelegramのページは、すべて2026年9月30日に読みました。そのうち3ページには、公開日も更新日もありません。「Group Chats on Telegram」と「Telegram Channels」の2ページは、メタデータに公開日として2018年1月29日が記されています。そのため、ここに書いた事実は、私たちが読んだ時点のものです。
| チャンネル | グループ | Telegramのページ(英語版) | |
|---|---|---|---|
| 誰が投稿できるか | 管理者だけ | メンバー(設定で制限されている場合を除く) | Telegram Channels、FAQ |
| 何人まで入れるか | 登録者数の上限なし | 最大20万人のメンバー | FAQ、Group Chats on Telegram |
| 誰からのメッセージに見えるか | チャンネルの名前と写真 | 通常は書いた本人 | Telegram Channels、FAQ |
| 返信 | コメント(つなげた語り合うグループ経由) | チャット内での返信とメンション | Channels FAQ、Group Chats on Telegram |
| 新しく参加した人に見えるもの | メッセージ履歴のすべて | メッセージ履歴の設定で許可されていれば、参加前のメッセージ(公開グループはメッセージ履歴のすべて) | Channels FAQ、FAQ、Group Chats on Telegram |
| ライブの音声と動画 | 視聴者数に上限のないライブ配信 | メンバーが好きなときに参加できるボイスチャット | FAQ |
Telegramのチャンネルとグループの違いは何ですか?
TelegramのFAQは、この問いに2つの短い段落で答えています。グループについては、「友人や家族との共有や、小さなチームでの共同作業に最適」(私たちの訳)とあります。原文は「ideal for sharing stuff with friends and family or collaboration in small teams」です。ただし、グループは最大20万人のコミュニティにまで成長できるとも書かれています。チャンネルについては、「大勢に向けてメッセージを配信するためのツール」(私たちの訳)とあります。原文は「a tool for broadcasting messages to large audiences」です。チャンネルの登録者数に上限はないとも書かれています。
そのほかの違いも、誰が発言できるかから生まれます。チャンネルで投稿する権利があるのは、管理者だけです。初期設定では、投稿には、書いた人ではなくチャンネルの名前と写真が表示されます。オーナーは、管理者の署名をオンにできます。署名に出るのは管理者の表示名で、プロフィールへのリンクは付きません。グループでは、メンバーも書き込めて、そのメッセージには、通常は書いた人が表示されます。メンバーの書き込みは、止めることもできます。FAQは、そのための設定を説明しています。その場合、チャットするのは管理者だけで、ほかの全員は見ているだけになります。
さらに細かな違いもあります。チャンネルの投稿にはそれぞれ閲覧数が表示され、転送されたコピーの閲覧も合計に入ります。チャンネルの登録者リストを見られるのは、オーナーと管理者だけです。登録者は、ほかに誰が登録したのかを見られません。グループはトピックに分けることができ、トピックごとにメッセージ履歴、共有したメディア、通知設定が別々になります。
Telegramのグループとチャンネルには、何人まで参加できますか?
FAQとグループチャットのページによると、Telegramのグループには最大20万人が参加できます。Telegramの開発者向けドキュメントは、この規模のグループを「supergroup」(スーパーグループ)と呼んでいます。チャンネルの登録者数に上限がないことは、FAQ、Channels FAQ、「Telegram Channels」のページに書かれています。グループチャットのページは、非常に大きなコミュニティ向けのヒントも載せています。そのヒントには、「とても人気の出ることをするなら、チャンネルの作成を検討してください」(私たちの訳)とあります。原文は「If you’re doing something massively popular, consider creating a channel.」です。
Telegramのチャンネルで、コメントはできますか?
はい、チャンネルに語り合うグループがあれば、コメントできます。語り合うグループは、チャンネル情報のページから追加します。追加すると、登録者には各投稿にコメントボタンが表示されます。コメントは投稿の下のスレッドに表示され、語り合うグループにも届きます。Telegramによると、これで管理者は、やり取りを穏やかに保ちやすくなります。
チャンネルのオーナーは、ダイレクトメッセージをオンにすることもできます。すると登録者は、オーナーが個人のアカウントを教えなくても、オーナーに非公開でメッセージを送れます。
Telegramのチャンネルやグループは、誰が見つけて参加できますか?
TelegramのChannels FAQによると、公開チャンネルにはユーザー名があり、誰でもTelegramの検索で見つけて参加できます。非公開チャンネルに入るには、招待リンクか、オーナーによる追加が必要です。同じChannels FAQには、新しい登録者はチャンネルのメッセージ履歴をすべて見られる、とも書かれています。「Telegram Channels」のページには、新しいチャンネルは最初は非公開で、オーナーが公開に変えられるとあります。このページには、公開チャンネルの内容はTelegramのアカウントがなくてもWebで見られる、ともあります。
グループも公開にできます。公開グループには短いリンクが付き、誰でもグループのメッセージ履歴をすべて見られます。参加すれば、メッセージも投稿できます。グループは、招待リンクで共有することもできます。Telegramをインストールしている人なら、誰でもそのリンクから参加できます。取り消したリンクは、すぐに使えなくなります。
Telegramでは、グループとチャンネルのどちらを作ればいいですか?
まず、誰に発言してほしいかを考えましょう。
- チャンネルを作るのは、大勢へのお知らせが中心で、投稿は自分たちだけに限りたいときです。ニュース、予定、最新情報が当てはまります。投稿できるのは管理者だけで、投稿にはチャンネルの名前が表示されます。オーナーは、視聴者数に上限のないライブ配信もできます。
- グループを作るのは、メンバー同士で話す必要があるときです。質問、返信、メンション、トピック、メンバーが好きなときに参加できるボイスチャットが当てはまります。グループには、最大20万人が参加できます。
- 両方を作るのは、お知らせと会話を並べて置きたいときです。チャンネルに語り合うグループをつなげると、各投稿のコメントがそこに届きます。
迷ったときは、3つの質問を自分に問いかけてみてください。誰が投稿できるようにしますか。何人くらいを見込んでいますか。お知らせと会話は、1つの場所にまとめたいですか。
よくある質問
Telegramのチャンネルで、登録者は投稿できますか?
自分では投稿できません。チャンネルで投稿する権利があるのは、管理者だけです。語り合うグループがあれば、登録者はコメントできます。
Telegramのグループには、何人まで参加できますか?
最大20万人です。TelegramのFAQと、グループチャットのページに書かれています。
Telegramのチャンネルとグループは、つなげられますか?
はい。チャンネルには語り合うグループを追加できます。追加は、チャンネル情報のページから行います。追加すると、チャンネルの投稿へのコメントがそのグループに表示されます。
コミュニティには、チャンネルとグループのどちらが向いていますか?
誰に発言してほしいかによります。お知らせを大勢に届けるならチャンネル、会話ならグループが向いています。チャンネルに語り合うグループを追加すれば、この2つをつなげられます。
まとめ
チャンネルは、何人にでもお知らせを届ける場で、投稿できるのは管理者だけです。グループは、会話のための場で、最大20万人まで参加できます。両方がほしいときは、チャンネルに語り合うグループをつなげます。お金とアクセスは、また別の話です。TelegramとGroupandaそれぞれの料金と、Telegramのほうが向いている場面については、Telegramの有料グループとGroupandaの比較をご覧ください。
出典
以下の出典には、それぞれ、私たちがそのページを読んだ日を記しています。また、ページ自体の日付(ページ上かメタデータにあるもの)があればその日付を、なければ日付がないことを記しています。
- Telegram, FAQ。グループとチャンネルの違い、人数の上限、トピック、グループの権限、メッセージ履歴の設定(persistent history)、招待リンク、ボイスチャット、ライブ配信、チャンネルのダイレクトメッセージ。ページにもメタデータにも、公開日も更新日もありません。2026年9月30日に読みました。
- Telegram, Channels FAQ。チャンネルとは何か、公開チャンネルと非公開チャンネル、新しい登録者が見られるメッセージ履歴、語り合うグループとコメント。ページにもメタデータにも、公開日も更新日もありません。2026年9月30日に読みました。
- Telegram, Group Chats on Telegram。20万人のメンバー、返信とメンション、公開グループ、招待リンク、チャンネルについてのヒント。ページのメタデータでは2018年1月29日に公開されています。2026年9月30日に読みました。
- Telegram, Telegram Channels。登録者数の上限がないこと、投稿できるのは管理者だけであること、チャンネルの名前と写真、署名、登録者リスト、コメント、ライブ配信。ページのメタデータでは2018年1月29日に公開されています。2026年9月30日に読みました。
- Telegram, Channels, supergroups, gigagroups and basic groups。最大20万人のグループを指す「supergroup」(スーパーグループ)という呼び名。ページにもメタデータにも、公開日も更新日もありません。2026年9月30日に読みました。