比較

プライベートコミュニティに合うSlackの代替ツールの選び方

14のツールについて、料金、メンバーが有料で参加できるかどうか、どんな場面で強いかを並べて比べます。

プライベートコミュニティに合うSlackの代替ツールは、Slackを離れる理由が履歴なのか、メンバーごとの請求なのか、有料アクセスなのかで決まります。Pumble、Discord、Microsoft Teamsには無料版があり、Zulip、Mattermost、Rocket.Chat、Elementは自前のサーバーで動かせます。Circle、Skool、Mighty Networks、Groupandaでは、メンバーが有料で参加できます。

プライベートコミュニティは、なぜSlackの代替ツールを探すのか?

Slackは有料プランを、ビジネス向けに作られたものだと説明しています。それでも、Slackで運営されているコミュニティはたくさんあります。その多くが代わりを探し始めるのは、Slack自身のページにある3つの事実のためです。

  • アーカイブが残らない

    Slackの無料プランで表示も検索もできるのは、直近90日分のメッセージとファイルです。Slackは、無料のワークスペースでは1年より古いメッセージとファイルが完全に削除されると書いています。

  • チームと同じ請求のされ方

    Slackの有料プランは3つあります。料金ページでは、ProとBusiness+はユーザー1人あたりの月額で、Enterprise+については営業への問い合わせに案内されます。有料のワークスペースにはアクティブなメンバー全員分が請求されるので、グループが大きくなるほど費用も増えます。

  • 請求先はメンバーではなく、ワークスペース

    Slackは、アクティブなメンバーの分をワークスペースに請求します。2026年9月28日に読んだSlackのページには、メンバーが参加のために支払う仕組みはどこにも書かれていません。それを望むグループは、支払いを別の場所で受け取る必要があります。

Slackのユーザー単位の料金と、無料プランで履歴に何が起きるかは、別のページで項目ごとに比較しています。

この14のツールはどう選んだのか?

このリストには、Googleの1ページ目に出るSlackの代替ツールのリスト8つのうち、3つ以上が挙げているツールをすべて入れ、さらにメンバーが有料で参加できるプラットフォームを加えています。8つのリストは、2026年9月28日に英語で「slack alternative」と「slack alternatives for communities」を検索したときのGoogleの結果です。プラットフォームは、私たちのDiscordの代替アプリのリストから取っています。

  • 各ツール自身のページを、日付つきで

    各ツールについての事実は、すべてそのツール自身の料金ページ、ヘルプページ、製品ページ、またはApp Storeの掲載ページから取っています。比較ページの元になっているSlackの文書も含め、どのページも2026年9月28日に読み、Circleの取引手数料のページは2026年9月29日にもう一度読みました。

  • ツールごとに3つの問い

    コミュニティにとって、いくらかかるか。メンバーがそのツールを通じて有料で参加できるか、その支払いからツールがいくら受け取るか。そして、何にいちばん向いているか。これは、そのツールが強い場面をはっきり示す判定として書いています。

  • ランキングではなく、アルファベット順

    ツールはアルファベット順に並べているので、順番は順位ではありません。Groupandaも14のツールのひとつで、同じ3つの問いに答えています。

外したツールと、その理由

メンバーが支払うプラットフォームを除き、8つのリストのうち1つか2つにしか載っていないツールは入れていません。Twist、Flock、ClickUp、Wireなどです。8つのリストはどれも、WhatsAppとTelegramをSlackの代替ツールとして挙げていません。両社のページに書かれている有料アクセスはチャンネル向けで、そのチャンネルを両社とも配信のためのものと説明しています。この2つは、私たちのDiscordの代替アプリのリストで比べています。

Slackの代替ツールを並べて比べると?

14のツールを1行ずつ、アルファベット順に並べました。料金は各社のページに表示されていたとおりの米ドルです。ページが別の通貨で表示されていた場合は、金額を載せていません。出典と日付は表の下にあります。

ツール料金メンバーが有料で参加できるか向いているケース
Chantyチームメンバー5人までは無料。Businessはユーザー1人あたりの料金。コミュニティ向けの版は料金の表示がなく、デモの予約だけ。Chantyのページには記載がありません。タスク機能つきの無料チャットがほしい、5人までのチーム。
Circle無料プランはなく、14日間の無料トライアルあり。年払いで月89ドルから。できます。Circleの取引手数料はProfessionalで2%、Businessで1%、Circle Plusで0.5%です。Stripeの決済手数料は別にかかります。コース、イベント、独自のWebサイトを備えた、ブランドを打ち出した有料コミュニティ。
Discord無料(アプリ内課金あり)。プレミアムのサブスクリプションNitroで、10MBを超えるアップロードなどの機能が加わる。米国のみ。Discordは10%を受け取り、デスクトップとブラウザでは、さらに決済処理手数料として6%が差し引かれます。音声、ビデオ、配信が中心の無料のコミュニティ。
Discourse無料のホスティングプランはスタッフ2席、カテゴリー10個まで。Proは月100ドル。セルフホストなら無料。Pro以上のプランで、SubscriptionsプラグインとStripeアカウントを使えばできます。Discourse側の手数料の記載はなし。リアルタイムのチャットより、じっくりした議論が大事なフォーラム型のコミュニティ。
Element個人利用ならアプリは無料。自前のサーバーなら、ユーザー1人から100人までの無料のCommunityエディションか、1席ごとに料金がかかる業務向けプラン。Elementのページには記載がありません。オープンな規格Matrixの上で、エンドツーエンドで暗号化されたチャットと通話を使いたいグループ。
Google Chatユーザー単位の料金のGoogle Workspaceに含まれ、14日間のトライアルあり。個人のGoogleアカウントで作れるのは、共同作業用のスペースだけ。Google Chatのページには記載がありません。メンバーがすでにGoogleアカウントを使っている、小規模で気軽なグループ。
Groupanda無料で、メンバー数の上限も期限もなし。月額料金も、メンバー1人あたりの課金もなし。できます。プランは最大5つで、それぞれ月額か1回払い。Groupandaは支払いごとに6%を受け取ります。Stripeの決済手数料は、オーナーへの入金から差し引かれます。メンバーが有料で参加し、チャンネルでのチャットがあれば十分なプライベートなグループ。
Mattermost自前のサーバーで使う無料のTeam Editionは、250ユーザー未満向け。有料プランは営業経由。Mattermostのページには記載がありません。自前のサーバーを運用できる、250人未満の技術系コミュニティ。
Microsoft Teams無料版あり。コミュニティ、最長60分の会議、ユーザー1人あたり5GBのストレージ。Microsoft Teamsのページには記載がありません。チャンネルと短いビデオ会議を1つのアプリで使いたい、無料のグループ。
Mighty Networks無料プランはなく、14日間の無料トライアルあり。年払いで月79ドルから、月払いなら月95ドル。できます。サブスクリプションか1回払いで、手数料はプランにより2%から0.5%。コース、イベント、コミュニティをひとまとめにした有料メンバーシップ。
Pumbleユーザー数無制限で無料。メッセージ履歴も無制限で、ストレージは10GB。有料プランは1席ごとの料金。Pumbleのページには記載がありません。Slackに似た画面と、すべての履歴を無料で使いたいグループ。
Rocket.ChatStarterは自前のサーバーで50ユーザーまで無料。Commercial、Government、Defenseの各プランは料金を問い合わせ。Rocket.Chatのページには記載がありません。自前のサーバーで暗号化されたチャットを使いたい、50人までのグループ。
SkoolHobbyは月9ドル、Proは月99ドル。できます。取引ごとにHobbyは10%+30セント、Proは2.9%+30セントで、決済処理の分も込み。Skoolが集客したメンバーには、さらに30%(初期設定でオン)。コースとライブ通話を軸にした、安い月額から始めたい有料グループ。
Zulip無料プランで表示と検索ができるのは、直近のメッセージ1万件。Standardは年払いでユーザー1人あたり月6.67ドル。Zulipのページには記載がありません。すべての会話をトピックごとに整理したい、活発なコミュニティ。

どの出典にも日付が2つあります。 下の各行には、そのページ自身に書かれた日付か、日付がないこと、そして私たちが読んだ日を書いています。どのページも2026年9月28日に読み、Circleの取引手数料のページは2026年9月29日にもう一度読みました。Groupandaの行は、2026年9月28日時点のGroupandaの内容です。

出典

  • Chanty, Pricingチームメンバー5人までの無料プラン、ユーザー単位のBusinessの料金、デモで案内されるChanty for Communities。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Circle, Pricingプラン、年払いでの料金、14日間の無料トライアル。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Circle, Paywall transaction feesプランごとのCircleの手数料(Professionalで2%、Businessで1%、Circle Plusで0.5%)と、それがStripeの手数料とともに入金から差し引かれること。最終更新は2026年5月です。2026年9月29日に読みました。
  • Discord, トップページ友人同士から世界規模のコミュニティまでに向けた、音声、ビデオ、テキストのチャットと配信。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Discord on the App Store無料で、アプリ内課金があること。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Discord, What are Nitro and Nitro Basic?プレミアムのサブスクリプションとしてのNitroと、無料でのアップロードの上限10MB。2026年7月1日に更新されています。2026年9月28日に読みました。
  • Discord, Creator Revenue FAQ90対10の分配と、Server Subscriptionsを米国に限るルール。2025年8月28日に更新されています。2026年9月28日に読みました。
  • Discord, Monetization Terms取引にかかる税と手数料を差し引いたあとの10%の計算方法と、6%の決済処理手数料。最終更新は2024年6月6日です。2026年9月28日に読みました。
  • Discourse, Pricing無料のホスティングプラン、ProとBusinessの料金、非営利団体向けの割引、セルフホスト。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Discourse, SubscriptionsPro以上のプランで、Stripeアカウントを使ってグループへのアクセスを有料にできること。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Element, Pricingユーザー1人から100人までの無料のCommunityエディション(業務外の利用と評価向け)、席単位の料金、メッセージ機能。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Element, トップページ個人利用向けの無料アプリと、オープンな規格Matrix。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Google Workspace, Google Chatビジネス向けに設計されたコミュニケーションプラットフォームとしてのChat、Workspaceに含まれること、14日間のトライアル。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Google Workspace, Pricingユーザー単位の料金のWorkspaceのプラン。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Google Chat Help, Learn about spaces個人のアカウントで作れるのは共同作業用のスペースだけであることと、職場または学校のアカウントに限られる設定。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Mattermost, Pricing営業経由の有料プラン、各プランの機能、シングルテナントのクラウド。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Mattermost, Editions and Offerings有効化されたユーザーが250人未満での利用を想定した、無料のTeam Edition。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Microsoft Teams, Free Microsoft Teams無料版と、その制限、誰が使えるか。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Microsoft Support, What are Communities and Channels in Microsoft Teams Free?コミュニティと、その中のチャンネル。ページに日付は表示されていません。2026年9月28日に読みました。
  • Microsoft Support, Create a community and channel in Microsoft Teams Freeコミュニティは初期設定で非公開で、オーナーがメンバーを招待すること。ページに日付は表示されていません。2026年9月28日に読みました。
  • Microsoft Support, Invite and manage community members in Microsoft Teams Free連絡先、招待リンク、QRコードによる招待。ページに日付は表示されていません。2026年9月28日に読みました。
  • Mighty Networks, Pricingプラン、月払いと年払いの料金、14日間の無料トライアル、支払いの種類と手数料。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Pumble, Pricingユーザー数無制限の無料プラン、1席ごとの有料プラン、Slackからのインポート。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Rocket.Chat, Get started50ユーザーまで無料のStarterプランと、オープンソースのCommunityエディション。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Rocket.Chat, Plans料金を問い合わせるCommercial、Government、Defenseの各プランと、非営利団体に勧められているStarter。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Skool, PricingHobbyとProの料金と、無制限のメンバー数。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Skool, Skool Payments FAQs決済処理込みのプランごとの手数料、Growth Boostの30%のコミッション、毎週の入金。2026年9月10日に更新されています。2026年9月28日に読みました。
  • Zulip, Plans and pricing無料プラン、Standardの料金、コミュニティと小規模な非営利団体向けの無料のStandardプラン、セルフホスト。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Zulip, トップページどの会話も短いトピックから始まること。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Zulip, Zulip Cloud billing無料プランで表示と検索ができるのは直近のメッセージ1万件だけで、それより古いメッセージも保存されていること。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Telegram, FAQ大勢に向けてメッセージを配信するためのツールとしてのチャンネル。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Telegram, Super Channels, Star Reactions and Subscriptionsチャンネルの有料招待リンク。2024年8月14日に公開されています。2026年9月28日に読みました。
  • WhatsApp, About adding subscriptions to your channelチャンネルのサブスクリプションが、一部のチャンネルに順次提供されていること。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • WhatsApp, About WhatsApp Channelsチャンネルの更新が会話ではなく、一方向の配信であること。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Slack, Usage limits for free workspaces90日の表示制限と、本文中で2024年8月26日付とされている1年のルール。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Slack, Apply for the Slack for Nonprofits discount資格を満たす250人以下のワークスペースへのProの無料アップグレードと、それより大きい場合の85%割引。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Slack, Pricing有料プランが3つあり、ProとBusiness+はユーザー1人あたりの月額、Enterprise+は営業経由であることと、有料プランでは外部アプリとの連携が無制限であること。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。
  • Slack, Slack's Fair Billing Policy有料のワークスペースには、アクティブなメンバーの分が請求されること。ページ自身の日付はありません。2026年9月28日に読みました。

コミュニティにおすすめのSlackの代替ツールは?

ツールごとに、まず判定を、次にその根拠となる事実を書いています。並びはアルファベット順で、順位ではありません。

  1. Chanty

    タスク機能つきの無料チャットがほしい、5人までのチームに向いています。

    Chantyはタスク管理を組み込んだチームチャットアプリで、どのメッセージもタスクに変えられます。無料プランはチームメンバー5人までが対象で、検索できる履歴は無制限、ストレージはチームごとに20GBです。それを超える場合は、ユーザー1人あたりの料金のBusinessプランになります。Chantyにはコミュニティ向けの版もありますが、料金ページにはその料金の表示がなく、デモの予約だけがあります。同じページには、メンバーが有料で参加できる仕組みは書かれていません。

  2. Circle

    コース、ライブイベント、独自のWebサイトを備え、ブランドを打ち出した有料コミュニティに向いています。

    Circleは、コミュニティ、コース、ライブイベント、Webサイト、決済をひとつのプランにまとめ、iOS、Android、デスクトップのアプリも備えています。無料プランはなく、あるのは14日間の無料トライアルだけです。料金は年払いで月89ドルからで、メンバー数は無制限です。メンバーは、CircleのStripe連携を通じて支払います。Circleの取引手数料は、Professionalで2%、Businessで1%、Circle Plusで0.5%です。Stripeの決済手数料は、支払いごとに別にかかります。

  3. Discord

    音声、ビデオ、配信が中心の無料のコミュニティに向いています。

    Discordは自らを、話したり、遊んだり、集まったりする場所だと説明していて、友人同士から世界規模のコミュニティまで、音声、ビデオ、テキストのチャットと配信を備えています。アプリは無料でアプリ内課金があり、プレミアムのサブスクリプションであるNitroでは、無料の上限10MBを超えるアップロードなどの機能が加わります。有料アクセスが使えるのは米国だけです。Server Subscriptionsを使うには、オーナーがStripeへ米国の銀行口座情報と米国の本人確認書類を提出する必要があります。DiscordのCreator Revenue FAQは、90対10の分配と説明しています。オーナーがメンバーシップの支払いごとに90%を受け取り、Discordが10%を受け取る仕組みです。DiscordのMonetization Termsでは、この10%は、支払額から、取引にかかる税、決済処理手数料、取引手数料のうち該当するものを差し引いた額で計算されます。同じ規約では、デスクトップとブラウザでの支払いから、決済処理手数料として6%が差し引かれます。

    Discordの有料サーバーに必要な条件と、Groupandaと比べたときの費用は、専用のページで項目ごとに比較しています。Discordの代わりになるほかのツールは、Discordの代替アプリのリストにまとめています。

  4. Discourse

    リアルタイムのチャットより、じっくりした議論が大事なフォーラム型のコミュニティに向いています。

    Discourseは議論をカテゴリーとタグで整理し、Proプランにはチャットも含まれます。無料のホスティングプランは、メンバー数が無制限で、スタッフ2席、カテゴリー10個までです。Proは月100ドル、Businessは月500ドルで、どちらにも非営利団体向けの割引があります。Discourseはオープンソースで、自分のサーバーで動かす場合は無料です。有料アクセスは、Pro以上で使えるSubscriptionsプラグインで実現します。このプラグインはグループへのアクセスを定期または1回払いのサブスクリプションとして販売するもので、Stripeアカウントが必要です。プラグインのページにも料金ページにも、こうした支払いにかかるDiscourse側の手数料は書かれていません。

  5. Element

    オープンな規格Matrixの上で、エンドツーエンドで暗号化されたチャットと通話を使いたいグループに向いています。

    Elementは、オープンで分散型の規格Matrixの上に作られたメッセージアプリです。スレッド、音声メッセージ、投票、リアクションがあり、音声通話とビデオ通話は1対1でもグループでも使えます。初期設定で、すべてがエンドツーエンドで暗号化されます。アプリは個人利用なら無料で、Windows、Mac、Linux、iOS、Android、Webで使えます。自前のサーバーの場合、無料のCommunityエディションはユーザー1人から100人までが対象で、業務外の導入と評価のためのものです。Enterpriseプランは、1席あたりの月額で料金が決まります。メンバーが有料で参加できる仕組みは、Elementのページには書かれていません。

  6. Google Chat

    メンバーがすでにGoogleアカウントを使っている、小規模で気軽なグループに向いています。

    Googleは、Chatをビジネス向けに設計されたコミュニケーションプラットフォームだと説明しています。ChatはGoogle Workspaceに含まれていて、Workspaceの料金はユーザー単位です。Workspaceがなくても、14日間は試せます。個人のGoogleアカウントでも、共同作業用のスペースなら作れます。そこでは全員が、投稿、リアクション、スレッドでの返信をすることができます。お知らせ用のスペースと、誰がスペースを見つけられるかの設定は、職場または学校のアカウントに限られています。メンバーが有料で参加できる仕組みは、Googleのページには書かれていません。

  7. Groupanda

    メンバーが有料で参加し、チャンネルでのチャットがあれば十分なプライベートなグループに向いています。

    Groupandaは、プライベートコミュニティのためのワークスペースです。チャンネルでのリアルタイムチャットに、オーナー、管理者、メンバーのロールと、メンバーが購入するプランを備えています。無料で使えて、メンバー数の上限も期限もありません。オーナーは、最大5つのプランを横並びで用意できます。各プランは月額のサブスクリプションか、更新日のない1回払いで、それぞれがそのプランのチャンネルを開きます。プランの購入はブラウザで行い、iOSとAndroidのアプリからはブラウザに案内されます。有料グループでは、メンバーは、グループのオーナーが設定した料金をそのまま支払います。その支払いから、Groupandaがプラットフォーム手数料として6%を受け取ります。Stripeの決済手数料は、グループのオーナーへの入金から差し引かれます。メンバーが払う金額に上乗せされるものはありません。Stripe Connectが入金に対応するのは米国、英国、欧州連合、ノルウェー、リヒテンシュタイン、カナダ、スイスです。日本は含まれません。

    Groupandaには、スレッド、音声通話やビデオ通話、画面共有、ボット、外部連携はありません。検索できるのはチャンネル内のメッセージで、一度に1つのチャンネルが対象です。

  8. Mattermost

    自前のサーバーを運用できる、250人未満の技術系コミュニティに向いています。

    Mattermostは、チャンネル、スレッド形式の議論、1対1の音声通話と画面共有を備えたコラボレーションプラットフォームです。無料のTeam Editionはオープンソースで、自前のサーバーで動かします。Mattermostによれば、これは有効化されたユーザーが250人未満の、小規模なチーム、趣味、個人での利用を想定したものです。有料プランは営業経由で販売され、ホスティング版は企業向けのシングルテナントのクラウドです。メンバーが有料で参加できる仕組みは、Mattermostのページには書かれていません。

  9. Microsoft Teams

    チャンネルと短いビデオ会議を1つのアプリで使いたい、無料のグループに向いています。

    Teamsには個人向けの無料版があり、Microsoftは、中小企業や非営利団体を含め、誰でも使えると説明しています。無料版にはコミュニティがあり、オーナーは話題をチャンネルに分け、連絡先、招待リンク、QRコードでメンバーを招待します。コミュニティは初期設定で非公開です。グループ通話と会議は最長60分、参加者は最大100人で、各ユーザーには5GBのクラウドストレージがつきます。メンバーが有料で参加できる仕組みは、Microsoftのページには書かれていません。

  10. Mighty Networks

    コース、イベント、コミュニティをひとまとめにした有料メンバーシップに向いていて、最上位のプランなら独自ブランドのアプリも持てます。

    Mighty Networksは、コミュニティにコースと自動化を組み合わせたサービスで、最上位プランのMighty Proでは独自ブランドのアプリも持てます。無料プランはなく、あるのは14日間の無料トライアルだけです。Launchは年払いで月79ドル、月払いなら月95ドルで、メンバー数は無制限です。メンバーは、ネットワーク全体か1つのスペースに対して、サブスクリプションか1回払いで支払えます。Mighty Networksの手数料は、Launchで2%、Scaleで1%、GrowthとMighty Proで0.5%です。

  11. Pumble

    Slackに似た画面と、すべての履歴を無料で使いたいグループに向いています。

    Pumbleは、チャンネル、ダイレクトメッセージ、音声メッセージとビデオメッセージを備えたチームチャットアプリです。無料プランはユーザー数が無制限で、メッセージ履歴も無制限、1対1の音声会議とビデオ会議があり、ストレージはワークスペースごとに10GBです。Slackから、公開チャンネル、メッセージ、メンバーをインポートできます。有料プランは1席ごとの料金で、グループでの会議と画面共有が加わります。メンバーが有料で参加できる仕組みは、Pumbleのページには書かれていません。

  12. Rocket.Chat

    自前のサーバーで暗号化されたチャットを使いたい、50人までのグループに向いています。

    Rocket.Chatは、チャンネル、グループ、ダイレクトメッセージ、スレッド形式の議論、検索できる履歴、エンドツーエンド暗号化を備えたチャットプラットフォームです。Starterプランは、自分でデプロイしたワークスペースなら50ユーザーまで無料で、Rocket.Chatは非営利団体とオープンソースのプロジェクトにこのプランを勧めています。50ユーザーを超える場合は、無料でオープンソースのCommunityエディションで、同時接続100ユーザーまで基本的なチャンネルとダイレクトメッセージを使えます。有料のCommercial、Government、Defenseの各プランは、料金を問い合わせる形です。メンバーが有料で参加できる仕組みは、Rocket.Chatのページには書かれていません。

  13. Skool

    コースとライブ通話を軸にした有料グループを、安い月額から始めたい場合に向いています。

    Skoolは、コミュニティにコースとライブ通話を組み合わせています。Hobbyは月9ドル、Proは月99ドルで、どちらもメンバー数は無制限です。支払いはSkool自身が処理し、手数料には決済処理の分も含まれます。手数料は取引ごとに、Hobbyで10%+30セント、Proで2.9%+30セント(900ドルを超える取引では3.9%+30セント)です。Growth Boostは、初期設定でオンになっています。Skoolが集客したメンバーについては、そのサブスクリプションが続くかぎり、さらに30%のコミッションがかかります。この機能は、グループの設定でオフにできます。入金は毎週水曜日に、オーナーの銀行口座へ送られます。

    Groupandaと並べたSkoolの料金と、Skool代替サービスとしてのGroupandaは、別のページで項目ごとに比較しています。

  14. Zulip

    すべての会話をトピックごとに整理したい活発なコミュニティで、ZulipのStandardプランを無料で使える条件を満たす場合に向いています。

    Zulipはオープンソースのチャットアプリで、どの会話も短いトピックをつけて始めるため、返信が文脈から外れません。Zulip Cloudの無料プランで表示と検索ができるのは直近のメッセージ1万件だけで、それより古いメッセージも保存されています。Standardは年払いでユーザー1人あたり月6.67ドル、月払いなら月8ドルです。Zulipは、小規模な非営利団体の多くと、無料プランが選択肢にならないコミュニティの多くに、Standardプランを無料で提供しています。セルフホストも無料です。メンバーが有料で参加できる仕組みは、Zulipのプランのページには書かれていません。

コミュニティが大きくなっても安く使えるSlackの代替ツールは?

Slackの有料プランはユーザー単位の料金なので、グループが大きくなるほど請求額も増えます。上の料金は4つのパターンに分かれます。どれが安くつくかは、グループの規模と、メンバーが支払うかどうかで決まります。

  • 上限つきで無料

    Pumbleの無料プランはユーザー数に上限がなく、メッセージ履歴もすべて残ります。DiscordとMicrosoft Teamsには無料版があります。自前のサーバーなら、Rocket.ChatのStarterは50ユーザーまで無料で、ElementのCommunityエディションは1人から100人までが対象です。MattermostのTeam Editionは、250ユーザー未満向けです。

  • メンバー1人ごとに料金

    Chanty、Pumbleの有料プラン、Zulip Standard、Google Workspaceは、Slackと同じく、ユーザー単位か1席ごとの料金です。Zulipは、無料プランが選択肢にならないコミュニティの多くに、Standardプランを無料で提供しています。

  • 月額料金と、小さめの割合

    Circleは年払いで月89ドルのProfessionalから始まり、このプランの取引手数料は支払いごとに2%です。Stripeの決済手数料は別にかかります。Mighty Networksは年払いで月79ドルからで、Launchでは2%を受け取ります。Skool Proは月99ドルで、取引ごとに2.9%+30セントを受け取ります。こちらは決済処理の分も込みです。

  • 月額料金なし、または少額で、割合は大きめ

    Groupandaでは、メンバーは、グループのオーナーが設定した料金をそのまま支払います。その支払いから、Groupandaがプラットフォーム手数料として6%を受け取ります。Stripeの決済手数料は、グループのオーナーへの入金から差し引かれます。メンバーが払う金額に上乗せされるものはありません。月額料金もありません。Skool Hobbyは月9ドルで、取引ごとに10%+30セントを受け取ります。こちらも決済処理の分は込みです。Discordは10%を受け取り、デスクトップとブラウザでは、さらに決済処理の分として6%が差し引かれます。ただし、Discordの有料アクセスが使えるのは米国だけです。

費用が同じになる金額

CircleもGroupandaも、自社の割合にStripeの決済手数料を含めていません。そのため、ここで比べるのは各プラットフォーム自身が受け取る分だけです。Circleの年払いの料金で見ると、ProfessionalプランとGroupandaの支払いごとの6%は、メンバーの支払いが月に合計2,225ドルのときに同じになります。どちらも133.50ドルです。それより少なければGroupandaのほうが安く、多ければCircleのほうが安くなります。

Skoolの割合には、決済処理の分が含まれています。そのため、CircleやGroupandaの割合と比べるには、Stripeの料率を足す必要があります。Stripeの料率は、カードの種類と通貨で変わります。また、Skoolが集客したメンバーについては、オフにしないかぎりGrowth Boostで30%が加わります。

Slackを使い続けるほうがいいのはどんなときか?

乗り換えないという選択肢を一度も勧めない代替ツールのリストは、読む価値がありません。次のどれかに当てはまるなら、Slackのままがいいでしょう。

  • グループがSlack for Nonprofitsの対象になる。登録された慈善団体なら、250人以下はProが無料で、それより大きければ85%割引になる。
  • グループがチームのように動いていて、ユーザー単位の料金はどのみち払っている。参加のために支払う人も、もともといない。
  • グループがSlackにつないだアプリに頼っていて、Slackの有料プランなら外部アプリとの連携が無制限。

上に挙げたツールが役に立つのは、どれにも当てはまらないときです。履歴を無料プランより長く残す必要があるとき、メンバーが増えるたびに請求額が増えるとき、あるいは支払うのをメンバー自身にしたいときです。

Slackの代替ツールについてよくある質問

Slackの代替ツールでいちばんおすすめなのはどれですか?

Slackを離れる理由によって変わります。すべての履歴を無料で残したいなら、Pumbleの無料プランにはユーザー数の上限がありません。音声とビデオが中心の無料のコミュニティなら、Discordが合います。自前のサーバーで動かすなら、Zulip、Mattermost、Rocket.Chat、Elementが候補です。メンバーが有料で参加するなら、Circle、Skool、Mighty Networks、Groupandaがその仕組みを標準で備えています。

無料で使えるSlackの代替ツールはどれですか?

Pumbleの無料プランには、ユーザー数の上限がありません。DiscordとMicrosoft Teamsには無料版があり、Groupandaもメンバー数の上限なしで無料です。Zulipの無料プランで表示と検索ができるのは、直近のメッセージ1万件です。Discourseの無料プランはスタッフ2席とカテゴリー10個まで、Chantyの無料プランはチームメンバー5人までです。Rocket.Chat、Mattermost、Elementは、自前のサーバーなら、それぞれが想定する規模まで無料です。CircleとMighty Networksには無料プランがなく、あるのは14日間の無料トライアルだけです。Skoolは月9ドルからです。

MattermostとSlackを比べるとどうですか?

コミュニティにとっては、サーバーを運用できる人がいるかどうかで決まります。Mattermostの無料のTeam Editionはオープンソースのセルフホスト版で、Mattermostによれば、有効化されたユーザーが250人未満の、小規模なチーム、趣味、個人での利用を想定しています。有料プランは営業経由で販売され、ホスティング版は企業向けのシングルテナントのクラウドです。サーバーを運用する人がいないグループには、ホスティングされたツールのほうが手軽です。

メンバーが有料で参加できるSlackの代替ツールはどれですか?

Circle、Skool、Mighty Networks、Groupandaは、有料アクセスを標準で備えています。Discourseは、Proプラン以上でSubscriptionsプラグインとStripeアカウントを使えば対応できます。DiscordのServer Subscriptionsを使えるのは、米国のオーナーだけです。Slackはアクティブなメンバーの分をワークスペースに請求し、メンバーが支払う方法は、Slackのページにも、ほかのツールについて読んだページにも書かれていません。

非営利団体に向いているSlackの代替ツールはどれですか?

Slack自身も、非営利向けのプログラムの資格を満たす、メンバー250人以下の登録された慈善団体に、Proへの無料アップグレードを提供しています。Zulipは、小規模な非営利団体の多くに、Standardプランを無料で提供しています。Rocket.Chatは非営利団体に、50ユーザーまで無料のStarterプランを勧めています。Discourseには、ProとBusinessのプランに非営利団体向けの割引があります。Groupandaはメンバー数の上限なしで無料で、非営利団体向けの別料金はありません。

最終更新日:

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